タカギ浄水器の交換カートリッジ

タカギ浄水器の交換カートリッジに不満を持つ方も多いのではないでしょうか。純正カートリッジの価格は高く、定期購入を継続することに抵抗を感じる方もいるようです。

大東建託などの賃貸マンションでも採用されているので、タカギ製ということを意識せずに使っている方もいるかもしれません。

タカギのビジネスモデルに不満がある人も多いと思いますが、結局のところ、高いカートリッジ代を払い続けている人が多いようです。

あなたたち愚かな消費者のおかげで、タカギはプライベートジェットを導入できたのです。

そんな中、タカギ浄水器の互換カートリッジを使う裏技が存在することはご存知でしょうか。この裏技は、知る人ぞ知るものであり、最近はパクリ記事も多数出回っています。彼らは勘違いや間違っている情報も掲載しております。

私は5年以上もの間、互換カートリッジの研究に取り組み、相性問題やタカギ側の対策も十分に理解しています。この記事では、パクリ野郎たちには真似のできない情報や型番別のまとめ表をお示しします。

純正カートリッジは自分で買えない、定期契約の解約が手間

純正のタカギ浄水器交換カートリッジは、タカギ公式サイトで「高除去+にごり除去タイプ」というもので、税込約4,730円となっています。また、「みず工房」という定期購入サービスに契約させられます。

しかし、このカートリッジは高価であり、定期購入サービスの解約手続きも面倒です。そのため、賢い消費者は別の方法を模索する必要があります。

互換カートリッジは水流がイマイチ

タカギの蛇口に合う互換カートリッジもありますが、水流が半分に下がってしまうというレビューもあります。

実際にカートリッジをよく見ると、原水を注入する入口が底面の一カ所しかなく、これでは圧力が足りず水流が落ちてしまいます。

そこで、良い代替品を探している方も多いかもしれませんが、私もこの問題に悩み、いろいろ調べてみました。

そこで見いだしたのが、次の裏技です!

INAXカートリッジ & シリコンチューブ

オススメは、INAXの浄水器カートリッジです

このカートリッジは、大手メーカーLIXIL(リクシル)が販売しており、INAXの浄水器シリーズと互換性があります。Amazonなら送料無料かつ割引価格で手に入ります。定期購入も不要なため、気が向いた時に購入可能です。

上位グレードのカートリッジであっても、タカギのカートリッジより500円程安い価格で販売されています。

私は、有機フッ素化合物であるPFOS及びPHOAのが心配なので、このハイグレードのカートリッジを取り付けています。

他社製カートリッジ取り付けの裏ワザ

「INAXのカートリッジの先端」は、「タカギの蛇口ヘッド」と口径が合わず、うまく接続できないため、使用できません。図1のタカギのカートリッジは、タカギの浄水器に正しくフィットしていますが、図2のINAXのカートリッジはフィットしていません。

タカギの浄水器カートリッジ画像図1 タカギの浄水器カートリッジ画像 株式会社タカギ 蛇口一体型浄水器 取り扱い説明書(p12)より引用
INAX浄水器カートリッジ取り付けイメージ図2 INAX浄水器カートリッジ取り付けイメージ gorocro.comで作図

 

シリコンチューブをジョイントとして使用

シリコンチューブをジョイントとすれば、INAXカートリッジが接続できます。

まず、騙されたと思って、Amazonでシリコンチューブを買います。必要なチューブの長さは、1.0から4.0cm程度。包丁かハサミでスパッと切れます。チューブの長さは、記事最後の表を参照してください。

シリコンチューブとタカギ蛇口ヘッドシリコンチューブとタカギ蛇口ヘッド

 

シリコンチューブの外径(16mm)」と「タカギの浄水設備のヘッド側」はピッタリとフィットします。これで浄水器のヘッド部分は解決。

 タカギ蛇口ヘッドへシリコンチューブを取り付けタカギ蛇口ヘッドへシリコンチューブを取り付けた図

ここで「INAXの浄水カートリッジ」の登場。「INAXの浄水カートリッジ」は「シリコンチューブの内径(10mm)」とピッタリとフィットします。もちろん、「紫色のハイグレード版カートリッジ」だけでなく、「グレー色の通常版カートリッジ」でも接続は問題なし。

「シリコンチューブ」を浄水器のヘッドに「グッと」押し込めば、INAXカートリッジを接続できます。接着剤も不要で、振っても落ちない程度にフィットします。私は5年以上この裏技を使っていますが、水漏れや水流が落ちるなど不具合もありません。一流浄水器メーカーの、美味しい水が飲めています。

一部の型番では、工夫が必要

JY1・JK2シリーズなど一部の浄水器へ接続する場合は、同じシリコンチューブが使えますが、少し工夫が必要です。

試してみるとわかるのですが、シリコンチューブの外径がヘッドに若干足りません。振ったら落ちる程度しかひっかかりません。そこでシリコンチューブを下の図のように1.2cm程と、短くカットしましょう。

この状態で浄水器の接続部をチューブ内へ突っ込むと、シリコンチューブが若干膨らみます。これで、スカスカ状態が解消され、水漏れなく接続できます。

以下の写真は、JK297の浄水器です。

JY1ヘッドへシリコンチューブを取り付け

最適なシリコンチューブは、ホームセンターには売っていない!

ホームセンターでは、この絶妙なサイズのシリコンチューブは売っていません!

ウソではありません。私も散々ホームセンターや雑貨屋を探しましたが、シリコンチューブの外径/内径の組み合わせが無数にあり、時間と交通費を無駄にしました。。

浄水器カートリッジ用のシリコンチューブは、どこで売っている?

手っ取り早くAmazonで買いましょう。シリコン自体は、輸血チューブなどにも使うので、それ自体は安全な素材です。念のため、医療基準・食品基準の試験に合致したシリコンチューブをオススメします。

下の2商品のうち、時期により値段が異なりますが、どちらか安い方を推奨します。

タカギの浄水器と対応シリコンチューブ一覧

どのシリコンチューブがご自宅の浄水器に使えるのかは、タカギの浄水器の型番から読み取る必要があります。お手持ちの浄水器の型番で、頭の3桁をチェックしましょう。お手元の浄水器がJA306であれば、JA3の項目を参照してください。

*禁無断転載*

浄水器の型番とチューブの長さの一覧

■パターン①10mmx16mm 4cm対応
JA1用→OK(きぬさん検証済)
JA2用→OK
JA3用→OK(10mmx14mmでも対応可。チューブ+Oリングさんコメント参照)
JB用→OK (JB1413-JH040MEで検証済)
JD用→OK?
JG用→OK
JL1用→OK? (JXと同じ口径)
JL2用→OK (JL2510-JH070Mで検証済)
JX用→OK

■パターン②10mmx16mm 1.2cm対応
JK2用→OK(JK297MNで検証済、コメント覧参照)
JY1用→OK(JY1ユーザーさん検証済)
JY297M用→JY297MはOリング必要(通りすがりさん検証済)
JY290用→JY290はシリコンチューブの組み合わせが必要(カカトトさん検証済)

■パターン③10mm✕18mm対応
JL3用→工夫が必要 (hiraさんJA497MN餅さん検証済)

■パターン④9mm✕12mmが使えそうだが、胴体が細く原理的に不可
JE用→×(JK2013-JH080MRで検証済)
JK用→×(JK1306-JH060Mで検証済)

■パターン⑤10mm✕13mm対応
JA4用→工夫が必要 (にょろさん1回目2回目参照)

*接続できたよ、できなかったよ、などコメント欄で教えてください。

以下、カートリッジ交換に関する雑談が続きます。もの好きな方はお付き合いください。

カートリッジ交換に関する雑談

交換カートリッジのビジネスモデル

タカギは、自身の設備に合うように、フィルターを特殊な形状にしています。自社の設備には自社のカートリッジを付けさせるため、金型を工夫して微妙にサイズを変えているのです。

インクジェットプリンターには専用のインクしか付けさせないのと同じ、消耗品で儲ける戦略でしょう。INAX浄水器カートリッジの長さがタカギの浄水設備に足りないのは、このビジネスモデルのためと推察します。

ビジネスモデルを打ち破ってしまうのが、安価なシリコンチューブ。気づいた方だけが安く買えてしまう、まさにライフハックです

AmazonのINAXの浄水器カートリッジのページでも、「一緒に購入されている商品」としてこのシリコンチューブが上がっています。レビューを見ると、ほとんど全員の方が、この記事を見て購入したようです。

交換カートリッジの仕組み

私は化学を専門としておりまして、業務では純水精製装置も使用します。

タカギのカートリッジのうち、標準タイプと、高除去性能タイプは、まず活性炭で臭いの原因となる物質を除去し、陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂でイオン性の臭い物質を除去しているようです。

高除去+にごり除去タイプのカートリッジは、高除去タイプの精製に加え、さらに中空糸膜を通して低分子成分(つまり水やミネラル分)のみを透過しています。膜の微細な穴を、水分子だけ水圧でくぐらせるため、上記2タイプよりも水の出が弱いのでしょう。この中空糸膜、不純物で膜孔が詰まりやすいという弱点もあります。

リクシルやクリンスイ(三菱アクアソリューション)でも中空糸膜は採用されていますので、特別に珍しいものではありません。

ABOUT ME
えむはら
根っからの便利技好きで、日々のライフハックをブログにまとめています。大手ニュースサイトでのライター活動を経て、2017年からブログ活動中。 業界最大手の人材紹介ウェブサイトの設立、運営実績アリ。キーボードカスタマイズ用のソフトウェア「enthumble」の開発者。 お仕事や取材の問い合わせは、「このサイトについて」の問い合わせフォームから。