「BRAVIAのホーム画面って、なんでこんなにごちゃごちゃしているの?!」
そう思いませんか?
ホーム画面の「おすすめコンテンツ」と「おすすめアプリ」のエリアを非表示にすれば、画面もすっきり、操作も高速化できますよ!
副作用もあるのですが、その対策もまとめました!
BRAVIAのホーム画面を整理する!
まずエリアの名前を知ろう
Sony製 Android TV BRAVIAのホーム画面には、以下の6エリアが表示されています。
- 「おすすめコンテンツ」エリア
- 「おすすめアプリ」エリア
- 「アプリ」エリア
- 「ゲーム」エリア
- 「入力切替」エリア
- 「設定」エリア
*BRAVIA 49X8300Dへ2017年7月20日のアップデート適用済
初期状態では、「1.おすすめコンテンツ」と「2.おすすめアプリ」が上段エリアを独占しているため、なんだかごちゃごちゃしています。
「1.おすすめコンテンツ」とは、最上段に大きめのアイコンで「今日のトピック」やおすすめ動画などが示されている部分です。アプリが最新の情報をプッシュ通知している、といったところでしょう。
「2.おすすめアプリ」とは、Sony Select、My Bravia、NETFLIXなどのアイコンが2段にわたって表示されている部分。ソニーがおすすめするアプリ一覧ともいえます。クリックすると、そのアプリのインストールがはじまるよ、というエリアです。
「おすすめコンテンツ」と「おすすめアプリ」は名前がややこしいですが、きちんと区別してください。
まずは、この2つのエリアを非表示にしましょう。
「1.おすすめコンテンツ」を非表示にする方法
おすすめコンテンツ、正確にはRecommendation Cardと呼びます。各アプリが新着動画などの「通知」を発することで、かなり大きいアイコンが最上段に表示されます。この表示を消すには、アプリ側の通知設定をオフにすればよいのです。
こちらの記事のように、「1.おすすめコンテンツ」は設定からカンタンに非表示にできます。
設定方法
・設定 > ホーム画面 > おすすめ行 > すべてオフ
設定の結果、ホーム画面はこのような見た目になりました。新着通知がなくなり雲のマークになりましたね。マークが気に入らない場合は、一個でもアプリの通知をオンにすること。
通知情報のやり取りがなくなったので、けっこう操作性が向上した気がします。

しかし、いまだにhuluやGyaoなどのアプリが「2.おすすめアプリ」として2段にわたって表示されています。
邪魔ですので、次にこれらの「おすすめアプリエリア」を消しましょう。
「2.おすすめアプリ」を非表示にする方法
オススメアプリとは、ソニーが推奨するアプリ一覧です。Gyao、天気予報、高校野球、プロ野球、、、このようなアプリは我が家は今後も一切使わないのですが、簡単には消せません。
消したい方はけっこういるようですが、難しいようです。国内のブログ界隈では「2.おすすめアプリ」エリアを非表示にできないという結論になっています。
価格.com – 『【おすすめアプリ】が削除できない…』 SONY BRAVIA KJ-55X9350D [55インチ] のクチコミ掲示板
しかし、実際は非表示にできます!
参考になるのはこちらの記事(英語)。
Rooting Sony X850C? : AndroidTV
How To Speed Up Slow Sony Android TV & Disable Samba Interactive – YouTube
動画の説明に従い、以下のように設定します。
・設定 > アプリ > Sony Shelf > 通知をオフ・データの削除・強制停止・無効
・Braviaを再起動
これだけで「2.おすすめアプリ」のエリアが非表示になりました!。
操作性もグッと改善!明らかに高速化しています!
しかし副作用として、もともと「2.おすすアプリ」エリアにあった、普段使うAmazon Videoなどのアプリも非表示にされてしまいました。。
下の画像のように、Amazonビデオのアプリがでてこないので、起動ができません。。

「だめじゃん!」
いえいえ、、いろいろ試した末に裏技をみつけましたよ。
方法は2つあります。
方法1 お気に入りアプリとして設定
ホーム画面にて、リモコンの「番組チェック」ボタンを押します。(決定ボタンの下のボタン)

表示されたメニューから、上下に操作し、写真のとおり「My Apps(マイアプリ)」を選択します。ここでAmazon Videoなどのアプリをお気に入りアプリとして設定します。

そしてホーム画面へ戻ってみると、、

ホーム画面のアプリ一覧に先ほどのアプリが表示されました!
理由は謎ですが、まぁとにかく、Amazon Videoなども問題なく表示したまま、すっきりとしたホーム画面になりました。
「1.おすすめコンテンツ」エリアと「2.おすすめアプリ」エリアが非表示になり、最上段に「アプリ」エリアがあるのがわかります。
(英語モードなので「アプリ」は「App」となっています)
方法2 Google Playでアンインストール後、再インストール
上記方法をすでに試してしまったので未検証ですが、Amazon Primeビデオのアプリなどをアンインストールし、再度インストールすることで表示が復活するとの情報もあります。
そのほかのエリアの削除
「ゲーム」などは普通に設定画面からオフにしてください。
これでシンプルで高速なホーム画面となります。
みなさんも、ホームの不要なエリアを非表示にして、使いやすい画面にしましょう!
高速化も期待できますよ!
以下、「おすすめアプリ」に関する余談が続きます。
そもそも「おすすめアプリ」とは
「おすすめアプリ」のエリアは、SonyがGoogleと交渉して入れ込んだものです。
【西田宗千佳のRandomTracking】ソニーの「Android TV」はどうなっているのか – AV Watch
ただ、Googleとの議論の中で、(中略)、ホームメニューの中に、ソニーの持つアプリも表示するスペースも確保しました。(中略)ソニーが独自に色々な領域を改善できる、という合意をとった上で進めていますので、差異化はできます。
SONYらしさを出すために、独自設定としてSony Shelf、つまり「おすすアプリ」のエリアを確保したとのことです。
格好いいこと言っていますが、実際はホーム画面の一等地に広告エリアを設けて、消せない広告エリアを作っただけでは。アプリ屋からお金を集め、広告を張っているのが現実でしょう。
これがSONYらしさでしょうか?
そういえば昔のVAIOも初期デスクトップは広告だらけで、評判が悪かったですね。
ソニーではなく、私の広告が以下に続きます。

こちらが写真に写っているテレビです。我が家の家電は白系で統一しているので、どうしても白枠のテレビが欲しかったのです。今となっては白枠のテレビは貴重でした。
そしてテレビを固定しているテレビ台はこちら。テレビを壁際に寄せられるので、部屋がすっきり見えます。白いテレビ台x壁よせ型で選びました。
「おすすめアプリ」を消す方法ではなくて、おすすめアプリの紹介はこちら!
以上