アメリカ人の価値観と偏見

カルフォルニアの画像

アメリカ人の本音

親戚には、高学歴かつ高収入のアメリカ人がいます。彼らから聞けた、カルフォルニアでの注意事項が忘れられません。親戚だからか、本音のトークをしてくれました。

電車やバスには乗るな

アメリカは貧富の差がはっきりとしており、電車に乗っているような人=車も持てない貧乏人、という偏見がある。車で移動するのが当たり前だ。

うちの家の近くに新しく線路が通り、駅ができたんだ。すると、いままで高級住宅街にこれなかった奴らがダウンタウンから来てしまい、治安が悪化したんだ。実際にうちも窃盗被害を受けたぞ。

車社会であるカルフォルニアは、ちょっとした距離も車で移動するのが安全。

これは旅行者にとっては不便極まりない。アメリカのハイウェイを走れる自信があれば、レンタカーでも借りれば良い。カルフォルニアではチャイルドシートの利用が義務付けられるため、 小さい子供がいればUberは使えない。チャイルドシートのオプションがあるLyftも、当時ロサンゼルスではサービスを開始していなかった。

結局、旅行者は怖い思いをして電車やバスにのるか、チップを弾んでタクシーに乗るしかないんだよね。ショッピングモールでは高級バッグを持ったひとが多いけど、電車やバスではそんな人いないし、みんな地味な格好をしている。雰囲気も暗くて、女性だけで乗るのは怖いだろうね…。

貧困層だと思われるから、洗濯物を外に干すな

日本人はベランダに洗濯物を干すけど、あれはみっともないと思う。外に物を干すやつ=乾燥機も持てない貧乏人という偏見がある。ドラム式洗濯機の横には同サイズのドラム式乾燥機があるのが当たり前で、このセットが買えないのは貧困層だと思う。

日本のドラム式洗濯機のように、洗濯機と乾燥機が一体化したものは出回っていない。ランドリー室は広いのが当たり前だから2台おけるのが普通だし、修理も楽だ。アメリカの乾燥機はガス式なので、日本のコインランドリーと同じ。早く乾くぞ。

そういえば、ドラマで洗濯機から乾燥機へ洗濯物を移し替えるシーンがあったな。日本人からしたら、高収入なのに一体型洗濯機を買わないのはなぜだろう、と不思議に思うけど。みんな2台セットだったのか。

築年数なんて気にするな

カルフォルニア州は、建て替えが極端に規制されているため、新築の家を買うことはまずない。築30年の一般的な一軒家でも、土地代合わせて8千万円程度するぞ。購入後は中を塗り替えて、最新の家具を置くんだ。定期的にハウスクリーニングをお願いして、以後も綺麗に保つのさ。

億万長者の家にも行ったが、築60年の広い家を自慢気に案内してくれたよ。古い物件は価値がないという認識はなく、むしろ古いスタイルを誇らしく考えるんだ。日本のように、建物の価値が年々下がっていき、数十年後に価値が無くなるっていうのとは対照的だね。

Abema TVで、廃墟同然の家をリフォームして転売する番組があっていたけど、こういう価値観だったのか。でもまあ築60年の家は、日本人なら建屋の価値がないと認識してしまうよね。この非対象性は、日本の不動産販売にも活かせるかも?!アメリカ人へ固定資産税が少ないことを主張して営業活動をしたら、ラッキーくらいに思ってくれるかもしれないね。

おしまい