マンションの収納スペースは限られているため、収納を増やすための方法を模索するのは重要です。
そこで、収納棚の棚板を追加購入することが考えられます。棚板を追加するだけで、収納スペースを増やすことができます。
ただし、棚板を追加する際には、ちょっとしたテクニックが必要です。ここでは、棚板を追加する方法について紹介します。
Step 1 施工業者経由で寸法等を確認
まず、マンション施工業者(デベロッパー、例えば野村不動産など)経由で棚板をオーダーすることができます。デベロッパーへデザイン会社などを紹介してもらい、棚板の見積りを取得しましょう。施工時の資料で、間違いのない寸法と色合わせができます。
しかし、この方法はデベロッパーへのリベートマージン(いわゆる紹介料金)が乗っかるため、けっこう割高です。目安は5,000円/枚、送料2,000円程度でしょう。
見積りだけもらって価格に納得がいかなければ、寸法や色合いだけは(ありがたく)参考にして、次のステップで活かすことができます。
見積りだけもらって価格に納得いかなければ、寸法だけは参考にして、次のステップで活かします。
Step 2 最安値を把握するため、棚板業者へ直接見積り
自力でオーダーする場合、ネットショップのHIRAYAMAで注文するのがおすすめです。価格は1枚あたり約3,000円(送料込み)で、施工業者の半額程度になります。ただし、寸法や色合わせには注意が必要です。
HIRAYAMAでは、寸法を縦横1mm程度短くすることで、失敗を防止することができます。また、取り敢えず1枚注文し、サイズを調整しながら追加注文することもできます。
なお、棚板を取り付ける際には、ダボも必要です。今時のL字タイプのダボを購入しましょう。Amazonで最安値のムラコシ差込み棚ダボGM 5mmφがおすすめです。
Step 3. 一周回って、施工業者経由でオーダー
やはり、施工業者でオーダーしたいという場合、上記最安値を念頭に置いて、価格交渉しましょう。価格交渉に慣れていない方に向けて、メール例を置いておきます。参考にしてください。
この3行だけで、私は何件も価格交渉できていたので、実績ありです。
また大変心苦しいのですが、**という理由から、
ご提示いただいた金額から、割引等の適用をお願いできませんでしょうか。
ご検討のほどよろしくお願いします。
ここでの理由は、適当でも大丈夫です。
予算系:予算の都合(キリが良い数字)、相見積もりの価格と比較
融通系:納期にめっちゃ寛大、ペーパーレスの発注書/受注書/請求書でOK
気利系:請求書受領後は即日ネット銀行振込、ダボは自分で用意
その他:リピート割引、大量発注、など。
相手方の業者さんの立場を考慮しましょう。普段は法人相手に数百個単位で商品を取り扱っているはずです。数個しか必要のない個人客の注文は、業者さんにとっては手間がかかります。担当者も実績にならないため、交渉が必要です。
担当者からすると、個人的な予算はどうでもいいことかもしれません。しかし、ラインを決めて発注するためには目安が必要です。交渉で、値段をキチンと提示してもらいましょう。
現在はペーパーレス対応が主流です。請求書はPDFで送付することで、郵送の手間を省けます。
また、デベロッパー経由でも信用度がほぼゼロの個人客に対しては、振り込みがいつになるか不確かな状況です。そのため、検収後に即日振込みを約束してもらえると、業者さんにとっても好印象です。
最後に、無礼な態度はどこでも通用しません。社会人として、礼儀正しい対応を心がけましょう。
では、頑張ってください。