ソニーのBRAVIAは、発売後も本体ソフトウェアのアップデートが行われてきました。

アップデートというと新機能の追加をイメージしますが、実際にはデザイン変更、機能の追加・削除、不具合修正、セキュリティー対策なども含まれます。

この記事では、2016年発売のAndroid TV搭載BRAVIA「KJ-49X8300D」を実際にアップデートして確認した変更点を中心に、2018年から2021年までのアップデート履歴をまとめます。

この記事で使っているBRAVIA

KJ-49X8300D(2016年発売・Android TV)。私はこのBRAVIAを2026年現在も使っています。

BRAVIAのAndroid TVとGoogle TV

BRAVIAには、世代によってAndroid TVを搭載したモデルとGoogle TVを搭載したモデルがあります。

同じBRAVIAでも、OSの世代や発売時期によってホーム画面や設定項目、利用できる機能が異なります。

そのため、BRAVIAのアップデート情報を確認するときは、まずテレビの型番と搭載OSを確認するのが基本です。

今回詳しく扱うKJ-49X8300Dは、2016年発売のAndroid TV搭載モデルです。

BRAVIAのアップデートでは何が変わる?

BRAVIAのソフトウェアアップデートでは、次のような変更が行われます。

  • 新機能の追加
  • 画面デザインの変更
  • 既存機能の変更・削除
  • 不具合の修正
  • セキュリティー対策

特に長く同じテレビを使っていると、OSの更新によって「今までと何か違う」と感じることがあります。

2018年9月:KJ-49X8300Dを実際にアップデート

私が詳しく検証したのが、2018年9月14日のアップデートです。

KJ-49X8300Dを「2018年4月12日アップデート」適用済みの状態から更新し、その後の動作を実際に確認しました。

公式に案内されていた変更点

  1. 2018年発売のソニー製サウンドバーを、ブラビアのオーディオ機器コントロールの機種リストに追加
  2. テレビとソニー製オーディオシステム接続時の「音声モード連動設定」を追加
  3. 一部のXperiaをUSB経由で接続して写真・動画・音楽を再生する機能を削除
  4. ホーム画面の「アプリ」から「フォトシェアプラス機能」を削除
  5. その他、軽微な不具合を改善

実際に使って分かった変更点

  • リモコンの操作感が変わった:キー入力間隔が短くなり、以前よりキビキビした印象になりました。
  • U-NEXT、Huluのアプリが追加された:設定から無効化できました。
  • ブラウザアプリ Opera の名称が変更された
  • App Starter for Netflix Buttonが動作しなくなった

特に印象に残ったのが、Netflixボタンを任意のアプリ起動ボタンとして利用していたApp Starter for Netflix Buttonが使えなくなったことです。

アップデートは「機能が増えるだけ」ではありません。これまで使えていた機能やアプリが変わることもあります。

2018年11月:セキュリティーアップデート

2018年11月には、KJ-49X8300Dを含む一部のBRAVIAを対象に、セキュリティー強化のための本体ソフトウェアアップデートが行われました。

ソニーの案内では、mmapに関する脆弱性への対応が含まれています。

参考:

2019年1月:Android 8.0 Oreoへ

2019年1月24日には、KJ-49X8300Dを含む対象BRAVIAでAndroid 8.0 OreoへのOSアップデートが行われました。

OSそのものが更新されたため、画面デザインや機能構成にも変化がありました。

2019年10月:その後のソフトウェア更新

2019年10月には、対象機種でさらにソフトウェア更新が行われました。

大型アップデートのあとに、不具合修正などを目的とした追加更新が行われることもあります。

2021年5月:Android 9 Pieへ

大きな変更となったのが、2021年5月10日開始のAndroid 9 PieへのOSバージョンアップです。

KJ-49X8300Dも対象機種に含まれました。

2016年発売のAndroid TV搭載BRAVIAが、発売から数年後にAndroid 9 PieまでOSアップデートされたのは、長く使っている私にとって大きな変化でした。

KJ-49X8300Dのアップデート履歴

時期 主な変更
2018年9月 サウンドバー対応、設定追加、機能削除、不具合改善
2018年11月 セキュリティー脆弱性への対応
2019年1月 Android 8.0 Oreo、画面・機能変更
2019年10月 ソフトウェア更新・不具合修正
2021年5月 Android 9 PieへのOSアップデート

この履歴を見ると、BRAVIAのアップデートは「追加」だけではなく、「変更」「削除」「修正」も含んでいることが分かります。

USBメモリーを使ってBRAVIAをアップデートする

BRAVIAは、機種によってUSBメモリーを使った本体ソフトウェアのアップデートに対応しています。

ソニー公式では、ネットワーク経由でアップデートできない場合などに、USBメモリーへアップデートファイルを保存してテレビ本体を更新する方法を案内しています。

アップデートファイルや手順は型番ごとに違うため、自分のBRAVIAの公式サポートページから対象ファイルを確認してください。

参考:
ソニー|USBメモリーを使ったアップデート方法

USBメモリーならKIOXIAの256GBを使う

USBアップデート用のメモリーを用意するなら、私はKIOXIAの256GB USBメモリーを選びます。

BRAVIAのソフトウェア更新だけを考えれば、256GBが必須という意味ではありません。

ただ、USBメモリーはBRAVIAのアップデート以外にも、写真や動画などのデータ保存に使えるので、どうせ1本用意するなら容量に余裕のある256GBを選ぶ、という考え方です。

私ならこれを選びます

KIOXIA USBメモリー 256GB

→ AmazonでKIOXIA 256GBを確認する

注意:USBメモリーの容量、フォーマット、必要な空き容量などは、実際に行うアップデートの案内を優先してください。256GBだからアップデートできる、という意味ではありません。

USBアップデートで注意したいこと

  • 自分のBRAVIAの型番に対応したアップデートファイルを使う
  • アップデートファイルはソニー公式から取得する
  • ファイルは指定された場所に保存する
  • アップデート中は電源を切らない
  • アップデート中は電源コードを抜かない

特に、別のBRAVIA用のアップデートファイルを使わないことが重要です。

2026年現在、KJ-49X8300Dはまだ現役

KJ-49X8300Dは2016年発売ですが、私は2026年現在も使っています。

最新のBRAVIAと比較すれば処理性能や対応機能には差がありますが、テレビとしては現在も使えています。

長く使っていると、気になるのはテレビ本体よりも、ホーム画面やアプリの使い勝手だったりします。

  • ホーム画面がごちゃごちゃする
  • おすすめコンテンツが気になる
  • 動画アプリの起動が遅い
  • 使いたいアプリを探すのに時間がかかる

こうした問題は、アップデートとは別に考えた方がいい場合があります。

BRAVIAが遅い場合は、アップデート以外も確認する

ソフトウェアを更新しても、BRAVIAの動作速度が必ず改善するわけではありません。

アプリ、キャッシュ、バックグラウンド処理、ホーム画面など、さまざまな要素が動作に影響します。

BRAVIAが遅い・重いならこちら

Android TV BRAVIAで実際に試した高速化設定をまとめています。

→ BRAVIAが遅い・重い原因と高速化する5つの設定【2026年版】

古いBRAVIAを買い替えずに動画環境を改善する方法

テレビ本体はまだ使えるけれど、動画アプリの操作や起動速度に不満がある場合は、HDMI接続のストリーミング端末を追加する方法もあります。

テレビはそのまま使い、動画配信サービスなどのアプリを外付け端末側で利用する方法です。

動画アプリ環境だけ新しくしたい場合

Fire TVなどのストリーミング端末をHDMIに接続する方法があります。

→ AmazonでFire TV Stickを確認する

現在のBRAVIAのアップデート情報を確認する

KJ-49X8300Dは生産完了モデルですが、ソニーのサポートページから製品情報やアップデート情報を確認できます。

BRAVIAのソフトウェア更新は機種によって内容が違うため、型番を指定して公式情報を確認するのが確実です。

参考:
ソニー|KJ-49X8300D サポート

まとめ

BRAVIAのソフトウェアアップデートでは、新機能の追加だけでなく、画面デザインの変更、既存機能の削除、不具合修正、セキュリティー対策なども行われます。

私が使っている2016年発売のKJ-49X8300Dでも、2018年の更新からAndroid 8.0 Oreo、Android 9 PieへのOSアップデートまで、さまざまな変化がありました。

特に2018年9月のアップデートでは、リモコンの操作感、U-NEXT・Huluの追加、Operaの名称変更、App Starter for Netflix Buttonの動作停止など、実際に使ってみないと分からない変化もありました。

アップデート方法はネットワーク経由だけではなく、対応機種ではUSBメモリーを使った更新も可能です。

私はUSBメモリーを用意するなら、アップデート以外にも使えるようにKIOXIAの256GBを選びます。

ただし、実際のアップデートでは必ず自分のBRAVIAの型番に対応したソニー公式のファイルと手順を使ってください。

そして、古いBRAVIAでもテレビとしてまだ使えるなら、アップデート、設定変更、外付けストリーミング端末などを組み合わせて、買い替えずに使い続ける方法があります。

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えむはら
根っからの便利技好きで、日々のライフハックをブログにまとめています。大手ニュースサイトでのライター活動を経て、2017年からブログ活動中。 業界最大手の人材紹介ウェブサイトの設立、運営実績アリ。キーボードカスタマイズ用のソフトウェア「enthumble」の開発者。 お仕事や取材の問い合わせは、「このサイトについて」の問い合わせフォームから。