ブラビアがAmazon Alexaに対応
Android TV ブラビアが、Amazon Alexaによる音声コントロールに対応しました。ブラビアだけでなく、東芝のレグザやピクセラテレビのチューナーも同時に対応したようです。
Android TV 機能搭載ブラビア
2018年モデル:A9F/Z9F/A8F/X9000F/X8500F/X7500F シリーズ
2017年モデル:A1/X9500E/X9000E/X8500E/X8000E シリーズ
2016年モデル:Z9D/X8300D/X7000D シリーズ
我が家では赤外線リモコン機器 Nature Remoでブラビアのリモコン操作を学習して使っていました。Alexa対応のブラビアであれば、そういった赤外線機器がなくても、直接ネットワーク越しに操作できます。
実際に設定をした際のメモや使い勝手について解説します。
2018年10月10日ごろから、下の写真のようにホーム画面の右端に Amazon Alexaの設定アプリ「Bravia TV Control Setup with Amazon Alexa Beta version」が追加されました。
追加されていない場合は、最新のソフトウェアにバージョンしてみましょう。それでも出てこないなら、残念ながら非対応の機器です。


クリックすると、セットアップが始まります。
事前にAlexa対応端末を用意しておきましょう。
説明によると、Alexaに声をかけることでセットアップをお願いできるようです。ただ私の環境ではうまくいきません。

仕方がないので、iPhoneのAlexaアプリ内でスキルを追加しました。Alexaのスキル検索で”sony”や”ブラビア”と入れれば、「ブラビア(Sony Visual Products Inc製)」のスキルが出てきます。
“ソニー”や”Andorid TV”などの検索フレーズでは出てこなかったので注意。
スキルを有効にすると、アプリ内でGoogleアカウントへのログインを即されます。
「Andorid TVで使うGoogle アカウント」と「Alexaのアプリで設定するGoogle アカウント」を同じものにする必要があります。
うまくいくと、”お使いのテレビのホーム画面から上記のアプリを起動し、セットアップを開始してください”、と出てきます。ここからは難なく接続は完了。

テレビの名前を設定できます。我が家ではテレビは1台なので、”TV”としました。日本語表示の場合は”テレビ”がよいと思います。
しかし、同じ名前のデバイスが存在すると、うまく動作しないようです。同じ名前のデバイス(赤外線操作用の同じ”TV”という名前の古い方のデバイス)を無効化していても、テレビは無効です、と言われてしまいました。名前が重複していると不具合がでるらしく、古いほうを違う名前にしたら解決しました。
その後、ブラビアを操作するフレーズ例が出てきます。
試したところ、電源オンオフや音量制御は使えそうです。でもこれくらいなら、Nature Remoでもできる話で。今のところ、ホーム画面に戻ったり、決定ボタンを押したり、アプリ起動はできない模様。
今後のアップデートに期待したいですね。
以上です。
20200525追記
最近は、「Alexa, Play Youtube」など声をかけると、アレクサが「Play Youtube on Sony’s Android TV」と応えてくれるようになり、アプリが起動できるようになりました。
「Play next on TV」「Play previous on TV」「Play stop on TV」なども通じます。 ここら辺は、解説がないので、自分で確かめなければいけません。
日本語ではどうでしょうか。コメントいただければ幸いです!