GoRocRo
海外の反応の商品比較やライフハックを紹介
ライフハック PR

実際に購入して反省!マンション購入のリアルな現実

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
都心6区の10件以上のモデルルームを回り、新築マンションを購入しました。住んでみないと分からなかったことや失敗したなーと思うことが多々あります。それらを踏まえ、マンション購入のリアルな現実をまとめました。

マンション購入時の現実

賃貸が良いのか、分譲が良いのか

状況次第なので答えが出にくい話です。都心6区(千代田区、中央区、港区、渋谷区、文京区)であれば話は単純!
これらのエリアは賃貸の家賃が分譲購入よりも高めです。
「借りる」なら「買った方が得する」エリアです。6,000万円の分譲物件は、賃貸利用した際の家賃は25万程度。分譲ならフルローンで16万。

オリンピック後に価格は下がるのか

金利が劇的に上がらない限り、オリンピック後もマンション価格は下がらないと予想しています。というのも、
不動産屋の狙いは、銀行の与信枠を目一杯使わせること、だと考えられるからです
いまの60平米のマンションの平均価格が6,000万円ですが、全期間固定金利で借りたとして総支払額が8,000万円くらいになります。
これは頭金1,000万円として、借入は5,000万円。世帯収入1,000万くらいの共働き家族が借りれる限界に近い。材料費や人件費が云々ありますが、結局売れなければ原価を下げるだけなんで。
例えば金利が高くなった場合、マンション価格は5,500万くらいになる。価格は下がるが、結局はローンで支払う総額は一緒。

部屋の価格表は嘘だらけ

価格表において、売り切れ、申し込み済みの部屋はあらかじめバッテンマークがついているが、これはデタラメです。あなたを誘導する、つまりあなたの年収や家族構成から、落とし込む部屋だけが空いているように見せています。隣の商談では、違う部屋が空いているようになってますよ。
私のときは営業マンが別の客用のシートを持ってきてしまい判明。
バッテンのここの部屋が欲しいといえば、普通に買えることも。

内廊下物件は1階以外を買え

内廊下は快適ですが、1階は要注意。住んでみてわかったのですが、廊下の音が響いて想像以上にうるさいんです。
玄関のオートロックドア、ゴミ捨て場のドア、裏口へのドア、これが何度も開いたり閉まったりでうるさい。エレベーター待ちの会話も聞こえてきます。玄関での会話が共用通路に漏れます。夏場はゴミ捨場の匂いも気になるでしょう。
仕様が良い高級マンションでも、この問題はありますね。

エレベーター付近は避けろ

エレベーター近くの部屋は、振動や擦れる音、開け閉めや案内音、住民の会話がうるさい。少し離れれば問題ない。

バルコニーは本当につかうのか

バルコニーのメリット: くつろげる、窓側に開放感でる。
バルコニーのデメリット: バルコニー自体暑すぎる、寒すぎる、風が強すぎる。上層階から丸見えだとリラックスできない。スロップシンクがないと清掃がめちゃくちゃ大変。

小規模物件なら修繕費と管理費が安いものを買え

小規模マンションならエレベーター待ちがほとんどないし乗り合わせもほとんどない。ただし、その分修繕費と管理費が割高なことも。
駐車場は平置きタイプが好ましい。機械式は維持費も高いし、大規模改修工事で揉める原因になります。
ディスポーザーは、シンク掃除が格段に楽になるのでオススメ。景気が良い時期に建てられると小規模物件でもディスポーザーが付いている。利便性を考えれば、これで管理費が上がるのは仕方ないだろう。

マンションの出来栄えは施工会社次第

施工会社も良いところを選ぶ。これはかなり重要で、シールの不備などもきっちり直してくれる。あとマンション名を書くときにちょっと誇らしい。売却するときも意外とここが活きる。

5階以上の高層階を買え

普通の民家はエレベータがないので3階建てが限度。また一般に電線が気になるのは2~4階。つまり5階以上の部屋なら、見晴らしよく、抜け感がある。近隣から覗き込まれない安心感もあり。
上階用避難はしごがない場合は、自由にベランダやバルコニーが使える。しかし、6階以上は天井高が5~10cmほど低くなることが多い。5階以下は天井高が高く、開放感がある。
つまり、5階の部屋が買いだ!
なお20階の部屋でも羽虫は窓にくっついているので、虫が入ってこない高さというのはないだろう。

周辺環境のチェックポイント

・電波屋敷、ゴミ屋敷がないこと。リアルに資産価値が下がります。あんたが気にしないでも家族連れは寄り付かないので、売却が困難です。
・住宅ローン控除が適用できるのかチェック。平米や築年数次第ではNGなことも。
借地権上の物件ではネット銀行の住宅ローンが借りられないことも

・近所にペットをだらしなく飼う家がないこと。吠えられるのが嫌で遠回りなんて。。。

・近所に異常に鳥を多く飼う家がないこと。ちゅんちゅんうるさいし不潔。

・近くに単独地主の大きな土地がないこと。マンションが立つリスク。

・ハザードマップで地歴をチェック。特に過去に湿地帯の場所でないこと。湿地帯でも、対策がなされているか。

・下町エリア(山手線の東側)で分譲物件を買ってはいけない。災害リスクが高い。東日本大震災後の計画停電で、本当に停電させられたのは何区か考えよう。賃貸で住むならよい。
・地元の人の評判は話半分。みんな地元は住みやすいっていうからな。

自宅でできる、ハザードマップの読み方

こちらの手順で、アプリから無料でハザードマップをチェックできます。
  • 上記ウェブサイトへアクセス
  • 旧版地形図をチェック(湿地帯は斜線)
  • 浸水想定地域をチェック
いくつか関連本を読みましたが、これらがオススメです。
以上
ABOUT ME
えむはら
根っからの便利技好きで、日々のライフハックをブログにまとめています。大手ニュースサイトでのライター活動を経て、2017年からブログ活動中。 業界最大手の人材紹介ウェブサイトの設立、運営実績アリ。キーボードカスタマイズ用のソフトウェア「enthumble」の開発者。 お仕事や取材の問い合わせは、「このサイトについて」の問い合わせフォームから。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です