ドラム式洗濯機を使っていて、「ドブ臭い」「下水のような臭いがする」と感じたことはありませんか?

洗濯槽を掃除しているのに臭いが取れない場合、洗濯機そのものではなく、排水口や排水トラップ側に原因があることがあります。

私も新築マンションに引っ越した際、洗面所から漂ってくる下水のような臭いに悩まされました。

洗濯機の内部を掃除しても改善しない。排水トラップには水が残っている。それでも臭いがする。

そこで、洗濯機の設置を依頼した業者にも確認してもらい、原因を一つずつ切り分けました。

この記事では、そのときに確認したことと、実際に我が家で臭いが改善した方法をまとめています。

我が家では、排水トラップに水が残っている状態でも下水のような臭いがありました。

排水まわりを確認したうえで、排水トラップカバーを取り付けたところ、気になっていた臭いが消えました。

ドラム式洗濯機がドブ臭いとき、まず確認する場所

ドラム式洗濯機の「ドブ臭い」「下水臭い」という症状は、洗濯槽だけを見ていても原因が分からないことがあります。

まずは次の3か所を確認してみてください。

  1. 排水トラップ・排水口
  2. 排水フィルター・排水ホース
  3. 洗濯機内部・洗濯槽

日立も、洗濯機の「においが気になる」という場合、においの種類によって原因や対処方法が異なると案内しています。

「洗濯機が臭い=洗濯槽が汚れている」と決めつけず、排水側も確認するのがポイントです。

我が家で実際に起きたこと

我が家の洗濯機は、約10年前に購入した東芝のZABOONシリーズです。

定期的に内部の洗浄やほこり取りをしていたため、年式の割には問題なく使えていました。

ところが、新築マンションへの引っ越し後、洗面所から下水のような臭いがするようになりました。

最初は洗濯機そのものが臭っているのではないかと考えました。

そこで、洗濯機の下にタオルを敷いて確認したところ、タオル自体には特に強い臭いはありませんでした。

念のため、設置を依頼した業者にも来てもらい、洗濯機の設置状態や排水について確認してもらいました。

その結果、明らかな設置不良やマンション側の配管異常は見つかりませんでした。

そこで、排水まわりを中心に原因を調べることにしました。

原因① 排水トラップ・排水口

排水トラップは、排水管側から室内へ臭いが上がってくるのを抑えるための部分です。

排水トラップには水がたまっており、この水が封水として機能します。

ただ、排水トラップに水が残っていても、排水口まわりや排水トラップの状態によって臭いが気になるケースがあります。

日立では、排水口・排水トラップを月1回を目安に手入れするよう案内しています。また、ふたに穴のあいた排水トラップでは、排水トラップカバーが正しく取り付けられていないと、においや水漏れの原因になるとしています。

排水トラップに水があるのに臭かった

ここが、我が家で特に困ったところでした。

排水トラップを確認すると、水はちゃんと残っていました。

つまり、「排水トラップの水が完全になくなっている」という状態ではありませんでした。

それでも、洗面所では下水のような臭いがします。

そこで、業者の方と相談し、排水トラップ側にカバーを取り付ける方法を試してみることになりました。

排水トラップカバーを取り付けてみた

今回取り付けたのは、日立製の排水トラップカバーです。

我が家の洗濯機は東芝製でしたが、業者の方と相談したうえで試してみました。

我が家の洗濯機は東芝製。一方、試した排水トラップカバーは日立製です。

排水口や排水トラップの形状によって適合しない場合があるため、購入前に確認してください。

以前は、業者さんに商品代と取り付けを依頼すると合計5,000円ほどになるという話でした。

ただ、取り付け自体は比較的シンプルだったため、自分で購入して取り付けてみることにしました。

我が家で実際に使ったのはこちらです。

排水トラップカバーを付けた結果

洗濯機の排水口に排水トラップカバーを取り付けた状態排水トラップカバーを取り付けた状態

結果として、このカバーを取り付けたところ、気になっていた臭いが消えました。

排水トラップにはもともと水が残っていたので、「封水が切れていた」というだけでは説明できない状態でした。

洗濯槽を掃除しても下水のような臭いが取れない場合は、排水口や排水トラップ側も確認してみるとよいと思います。

排水口・排水トラップを掃除する

排水トラップカバーを試す前に、まず排水口そのものの状態を確認します。

排水ホースや排水口には、洗濯で出た糸くずなどがたまることがあります。

日立では、排水ホース・排水口・排水トラップを月1回を目安に手入れするよう案内しています。

掃除するときは、排水ホース内に残っている水にも注意してください。

洗濯機が排水口の真上にあり、自分で動かせない場合は、無理に動かさない方が安全です。

原因② 排水フィルター・排水ホース

排水口や排水トラップを確認して問題がなさそうなら、次に排水フィルターを確認します。

ドラム式洗濯機では、排水時に出たゴミが排水フィルターにたまります。

パナソニックでは、排水フィルターが目詰まりすると水の流れが悪くなる原因になるとして、目安として週1回のお手入れを案内しています。

排水フィルターは定期的に掃除する

排水フィルターは、洗濯機の機種ごとの取扱説明書に従って掃除してください。

我が家では、排水フィルターにたまる汚れを少しでも減らすため、薄型タイプのフィルターを使用していました。

東芝製ドラム式洗濯機では、こちらを使用しています。

パナソニック製では、こちらを使用しています。

フィルターは機種によって形状が異なるため、対応機種を確認してから選んでください。

原因③ 洗濯機内部・洗濯槽の汚れ

排水まわりに問題がなければ、洗濯機内部の汚れや洗濯槽も確認します。

洗濯機の内部には、洗剤や衣類から出た汚れ、糸くずなどが蓄積することがあります。

洗濯槽の普段見えない部分に黒カビが発生すると、臭いや汚れの原因になることがあります。

パナソニックも、黒カビが発生した場合には洗濯槽クリーナーを使った槽洗浄を案内しています。

洗濯槽クリーナーを使う

洗濯槽クリーナーは、洗濯機メーカーとクリーナーの使用方法に従って使用してください。

メーカーや製品によって使用方法や頻度は異なります。

たとえば、パナソニックの洗濯槽クリーナーは、槽洗浄の使用目安を年1回としています。また、日々のお手入れとして衣類用塩素系漂白剤による槽洗浄を月1回行うことを推奨しています。

使用する際は、洗濯機とクリーナー両方の説明書・表示を確認してください。

洗濯機内部のほこりも確認する

ドラム式洗濯機では、乾燥機能を使うことで内部にほこりがたまることがあります。

フィルター類を定期的に掃除し、洗濯機の取扱説明書に書かれているメンテナンスを行うのが基本です。

無理に洗濯機内部へブラシや器具を入れるのではなく、メーカーが指定している方法で手入れしてください。

ドラム式洗濯機のドブ臭い・下水臭いを確認する順番

実際に確認するときは、次の順番で進めると分かりやすいです。

  1. 臭いの発生場所を確認する
  2. 排水口・排水トラップを確認する
  3. 排水ホース・排水フィルターを掃除する
  4. 排水トラップカバーの状態を確認する
  5. 洗濯槽・洗濯機内部を清掃する
  6. 改善しなければメーカーや業者に相談する

「下水のような臭い」なら、まず排水側。

「カビっぽい」「雑巾のような臭い」なら、洗濯槽や洗濯機内部も確認します。

それでもドブ臭い・下水臭い場合

排水トラップ、排水口、排水フィルター、洗濯槽などを確認しても改善しない場合は、排水管側や洗濯機の設置状態なども確認する必要があります。

  • 排水ホースの汚れや詰まり
  • 排水管側の問題
  • 洗濯機内部の汚れ
  • 排水トラップやカバーの取り付け状態
  • 洗濯機本体や設置環境の問題

日立も、排水口・排水トラップを手入れしても排水できない場合などは、販売店への相談を案内しています。

洗濯機を動かす必要がある場合や、排水管の奥まで確認する必要がある場合は、無理をしない方がよいでしょう。

よくある質問

ドラム式洗濯機からドブ臭い・下水臭がする原因は?

排水トラップ・排水口、排水ホース・排水フィルター、洗濯機内部・洗濯槽など、複数の可能性があります。

特に下水のような臭いがする場合は、洗濯槽だけでなく排水側も確認してみてください。

排水トラップに水があるのに下水臭いのはなぜ?

排水トラップに水が残っていても、排水口まわりや排水トラップカバー、排水ホースとの接続など、別の部分が原因になっている可能性があります。

我が家では、排水トラップに水が残っている状態でも臭いがあり、排水トラップカバーを取り付けたところ改善しました。

排水トラップカバーは自分で取り付けできますか?

製品や排水口の形状によります。

我が家では自分で取り付けることができました。購入する場合は、排水口や排水トラップの形状、製品の対応条件を確認してください。

排水フィルターはどのくらいの頻度で掃除すればいい?

洗濯機メーカーや機種によって異なります。

パナソニックでは、ドラム式洗濯機の排水フィルターについて週1回程度を目安に手入れするよう案内しています。

洗濯槽クリーナーはどのくらいの頻度で使えばいい?

メーカーや製品によって異なります。

パナソニックの洗濯槽クリーナーは、槽洗浄を年1回の目安としています。洗濯機の取扱説明書とクリーナーの表示を確認してください。

自分で掃除しても臭いが取れない場合は?

排水口の奥や排水管、洗濯機内部など、自分では確認しにくい場所に原因がある可能性があります。

洗濯機を動かす必要がある場合や排水に問題がある場合は、メーカー、住宅管理会社、清掃業者などに相談してください。

自分で対処が難しい場合はプロに依頼する

排水トラップや排水口を掃除してみたものの改善しない。

洗濯機を動かす必要がある。

排水管の奥まで確認したい。

そんな場合は、自分で無理に作業せず、プロに相談するのも一つの方法です。

Zehitomoは、近場の取付・清掃などの業者を探せるWebサービスです。

私自身、こうした水回りの業者探しでは、知人から紹介されたサービスとして利用しています。

業者によって対応できる内容は異なるため、依頼前に作業内容や料金を確認してください。

水回りクリーニングのプロを探す

まとめ

ドラム式洗濯機から「ドブ臭い」「下水臭い」と感じたときは、洗濯槽だけでなく、まず排水口・排水トラップを確認してみてください。

  1. 臭いの発生場所を確認する
  2. 排水トラップ・排水口を確認する
  3. 排水ホース・排水フィルターを掃除する
  4. 排水トラップカバーの状態を確認する
  5. 洗濯槽・洗濯機内部を清掃する
  6. 改善しなければメーカーや業者に相談する

我が家では、排水トラップに水が残っている状態でも臭いがあり、排水トラップカバーを取り付けたところ改善しました。

「洗濯槽を掃除しても臭いが取れない」という場合は、排水側も一度確認してみてください。

※洗濯機や排水設備の構造は機種・住宅によって異なります。水漏れや排水不良がある場合は、使用を中止してメーカーや専門業者に相談してください。

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ABOUT ME
えむはら
根っからの便利技好きで、日々のライフハックをブログにまとめています。大手ニュースサイトでのライター活動を経て、2017年からブログ活動中。 業界最大手の人材紹介ウェブサイトの設立、運営実績アリ。キーボードカスタマイズ用のソフトウェア「enthumble」の開発者。 お仕事や取材の問い合わせは、「このサイトについて」の問い合わせフォームから。