住宅ローンを実際に借り換えた!体験して初めてわかる、面倒くさい手続きや費用

住宅ローンの借り換え画像

住宅ローンの借り換えを実際に体験

先日、三菱UFJ銀行から住信SBIネット銀行へ住宅ローンの借り換えを実行しました。

書類手続きや司法書士との面談など、ネットではあまり載っていないことを体験したので、ここでまとめることにしました。

住宅ローンの借り換えを決意した背景

自宅購入時に三菱UFJ銀行から住宅ローンを借りました。当初固定3年0.45%、保証料は金利上乗せで+0.20%、優遇率は全期間-1.85%でした。都市銀行としては、良い利率でした。

さて、私はマネーフォアードで資産管理をしているのですが、三菱UFJ銀行のせいで、不定期に残高照会が止まってしまう現象に悩まされていました。

悪名高きアプリ、rapport

三菱UFJ銀行は、rapportというIBM製常駐型のウイルス対策アプリを「パソコン」へインストールすることを強制します。しかし、このアプリをインストールするとPCに不具合が頻発します。

一方で、rapportをインストールしていないと、数か月おきに、「rapportを入れましたか?」という「重要な通知」がアカウントに届きます。この通知を閲覧済みにしないと、残高照会まで進めません。

rapportはPC専用アプリなので、スマホにはをインストールできません。それでも、スマホユーザーにも通知が届いてしまい邪魔をする仕様です。マネーフォアードやZaimなどの資産管理アプリも、この重要な通知を消さない限り、残高照会まで辿り着けません。

クレームも出しましたが、もちろん改善はされず、3年が過ぎました。

3年というと、固定期間の優遇3年が終わるタイミングです。優遇される金利の幅が縮小し、金利が固定0.45% (保証料分+0.20%) から変動0.65%(保証料分+0.20%)へアップします。実質的には0.85%といった形です。

調べてみると、住信SBIネット銀行は、借り換えなら変動金利0.418%。借り換えに100万円程度の手数料が発生しますが、 試算すると、10年未満でコストを回収できると判断しました。 我が家は繰り上げ返済をしない、かつ自宅は10年未満は売却しない方針のためです。

時代遅れの銀行とは別れられて、さらに金銭的にもお得、ということで、借り換えを実施することとしました。

住信SBIネット銀行の借り換え審査

借り換え先は、住信SBIネット銀行の商品名 ネット専用住宅ローン(借換) です。Mr.ローンではないほうです。

本審査のため、現在の三菱UFJ銀行の住宅ローンの返済を滞納していないことを証明します。このため、通帳の入出金のコピーを入手することとしました。

ここで小さなトラブル発生!

私は3年間、三菱UFJ銀行の通帳を使っておらず、記帳をしていませんでした。しかしATMでは3年前の印字対応ができない、といわれてしまいました。そこで銀行へ電話連絡し、書面で明細書を取り寄せました。初回の発行は無料、期間は1週間くらいかかりました。アホな仕様ですが、仮に金をとられていたら怒っていましたね。

なんやかんや、普通に本審査も通過しました。審査など、巷によくある話は省略します。

住信SBIネット銀行は、アプリ経由で住宅ローンの質問ができますが、かなり便利なのでインストールをオススメします。

https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/sp-app/home-loan-support/

借り換え元の三菱UFJ銀行へ連絡

住信SBIネット銀行の本審査を通過すると、住宅ローンWebシステムでは、こういった表示がされています。

①担当者情報の登録…登録期限:お借入希望日の9営業日前
②振込先情報の登録…登録期限:お借入希望日の5営業日前

住信SBIネット銀行 Webサイト

担当者情報とは三菱UFJ銀行の担当者のこと。これを確認するため、住宅ローンを借り換えすることを三菱UFJ銀行へ電話しました。特に引き止められもせず、近隣の三菱UFJ銀行のTV窓口システムを利用するように即されました。

もちろん対人窓口でも手続きはできますが、TV窓口の方が手数料が安いとのこと。住宅ローンを契約した支店である必要はないため、職場近くの支店へ電話で連絡し、来店日時を伝えて予約しました。

ローン取引をしている通帳、キャッシュカード、銀行印、身分証明書を持参しました。また自分の中で、借り換え日を決めておきました。

三菱UFJ銀行を訪問

職場近くの支店へいき、本人確認後、TV窓口システムへ通されました。TV窓口システムでの対応を下に記します。

まず、抵当権抹消書類を司法書士がとりにくるのか、本人がくるのか聞かれました。急に言われても困りますが、とりあえず自分本人が取りに行くことを伝えました。 あとで知ったのですが、司法書士へ書類を取りに行ってもらう委任状をもらえば、取りに来る人は後からでも変更可能です。

そして抵当権抹消書類を受け取る銀行支店を聞かれました。司法書士の事務所近くがいいんじゃないかと思いましたが、現時点では司法書士が決まっていないから、決められない…。とりあえず、訪問しているこの支店としました。あとで知ったのですが、こちらもあとで変更可能です。

合計60分程度で手続きを完了。

住信SBIネット銀行の住宅ローンシステム

住信SBIネット銀行のwebサイトのStep1にて、三菱UFJ銀行での借り換え手続きを完了したことを申請しました。三菱UFJ銀行の担当者名は、言われたとおり”住宅ローン担当者”としました。

すぐに住信SBIネット銀行よりメッセージあり、司法書士を早急に決めるから電話を待て、とのこと。

担当する司法書士より電話

某エリアの司法書士より電話がきました。委任状があれば、司法書士が抹消書類を無料で取りに行くことも可能で、そうすると私は借り換え日に手続きは不要とのこと。受け取りをお願いするならば、事務所近くの支店で受け取りたいとのことでした。

三菱UFJ銀行のTV窓口システムへ電話

抵当権抹消書類を受け取る支店を変更すること、抵当権抹消書類は司法書士が取りに行くことを伝えました。なお、支店に電話しても対応はしてくれません。TV窓口システムへ電話しましょう。電話番号は、貰った書類に書いてあります。

司法書士へ電話相談

三菱UFJ銀行に変更申請をしたことを司法書士へ連絡しました。司法書士とは事前に面談が必要とのこと。私と担保者(妻)が行ける、平日19時を予約。

委任状、権利証原本(二名分)、印鑑証明書(二名分)、実印(二名分)、世帯主全員の住民票、免許証(二名分)を持参しろと。印鑑証明書はなかったので急遽作成しました。

なお、委任状には銀行印を押す欄があったので、銀行印も持参しました。司法書士曰く、銀行印じゃなくて、実印でもいいけど、銀行に手間が若干かかるらしいです。

司法書士事務所を訪問

必要書類を持参し、夕方に訪問。40分程度で手続きを完了。

借り換え当日に、司法書士への報酬や手数料など25万円程度を振り込んで欲しいとのこと。住信SBIネット銀行なら簡単なことで、その場で振込予約を入れました。

いざ、住宅ローンの借り換えを実行

いざ、借り換え日。問題があれば電話をくれる、とのことでしたが、電話は来ませんでした。

住信SBIネット銀行からメールがきて、無事に借り換えを実施したことを確認。振込金額は、融資金額からローン借り換え手数料である80万円を差し引いたものでした。

ローン借り換え手数料が若干高いですが、これは保証料を取らないネット銀行特有のもの。先に払うか、毎月分割して払うかの違いにすぎません。

司法書士手数料と合わせて、借り換えにかかった費用は約100万円でした。

また平日に借り換え元の銀行に行く、司法書士と面談する、と2日間の半休が必要でした。

なお借り換え予定日と借り換え実行日が半年ほど離れていたのですが、その分の借り換え元の住宅ローン減少分は、特に反映(減少)されていませんでした。つまり多少住宅ローン残高が増加していることになります。手数料分も超低金利で借りたものととらえています。

借り換え元の銀行の後処理

三菱UFJ銀行の住宅ローンを解約したので、振込手数料の無料優遇がなくなってしまいます。優遇が終わる前に、三菱UFJ銀行に余っていた残高を住信SBIネット銀行へ振込しました。

なお、住宅ローンの保証料などが返却される可能性がある方は、口座を解約をしないようがよいとのことです。

今後の予定

約2カ月後、司法書士事務所から権利証原本が返却される予定です。

追記: 2019年9月、無事に権利書類が返却されました。これにて手続き完了です。

     

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